第5回鉄鋼スラグ製品と海と森アートコンテスト

締め切り 2013年1月31日(木)

審査を終えて

■審査委員長 / 中村征夫 (水中写真家)


今回は、生物を単体で描いた作品が多く見受けられました。子供の部の最優秀賞の作品もその一つです。この作品の魅力は、一匹のアンコウが大きな口を開けて、何か警告を発しているように見える険しい表情にあります。都会のビル群を背景に、アンコウは何をメッセージしているのだろうと考えさせられる作品です。

それとは対照的に、大人の部の最優秀賞の作品は、私たちを暖かく幸せな気分にしてくれます。竜宮城が描かれていますが、それは様々な生物が安心して暮らせる理想郷を意味しているのでしょう。こんな表現方法があったか! と感心しました。

さて、「鉄鋼スラグ製品と海と森」アートコンテストは、今回で第13回を数えます。毎回、幼児からご高齢の方まで、各世代の皆様からたくさんのご応募をいただき、どの作品からも、海や森や地球に対する作者の強い想いが伝わってきます。こうした一人ひとりの想いとともに、これからますます素晴らしいコンテストに発展していくものと確信しています。



【プロフィール】
写真家 中村征夫 公式ページ