鉄鋼スラグについて



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鉄鋼スラグ製品のご紹介/セメント用




コンクリート構造物の耐久性を向上


鉄鋼スラグ製品は現在、その特性を活かし、各方面で利用されていますが、その最大の需要分野はセメントです。鉄鋼スラグ製品の約40%、高炉スラグだけで見ると約60%がセメント用として、主に高炉セメントの原料に使われています。
高炉セメントには、次のような特徴があります。

(1) 時の経過とともに強度が伸びる
(2) アルカリ骨材反応抑制効果が大きい
(3) 海水や化学物質に対する耐久性が高い
(4) 塩素イオン浸透抑制効果が大きい
(5) 発熱速度が小さい
(6) 土壌環境にやさしい
(7) 省エネルギー
(8) 競争力のある価格

山口県などの土木工事では、高炉セメントの特性を活かす施工を行って、コンクリートのひび割れを抑制する取組が行われています。また、スパイクタイヤ使用禁止により凍結防止剤の使用が増えています。このため、内陸部や山間部でも道路構造物の塩害対策として高炉セメント使用が増えています。さらに、鉄道会社では、アルカリ骨材反応対策が強化され、高炉セメントを適用する工事種別が広がりました。
建築工事では、杭や基礎、地中梁、連続壁などは、一般に部材断面が大きいこと、コンクリートの養生期間が取りやすいこと、かぶり厚さが比較的大きいことから、高炉セメントの使用が適しています。「エコまち法」の認定基準に高炉セメント使用が織り込まれ、東京都建築物環境計画書制度や各自治体で採用が増えているCASBEEでは、高炉セメントを使用すると環境配慮の評価点に加点されます。

コンクリートの材齢と圧縮強度の関係の一例  

温暖化対策と高炉セメント


高炉セメントの利用拡大は、2016年5月に閣議決定された「地球温暖化対策計画」の施策の一つになっており、CO2削減効果に大きな期待が寄せられています。同計画では2030年度に2013年度比で、温室効果ガスを26%削減するとの中期目標に対する施策を示したものです。この計画実現のため、混合セメントの生産比率16%増加(2013年度実績22.1%→2030年度計画25.7%)によるCO2排出削減量38.8万トンが織り込まれました。
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高炉セメントが使用された構造物例


小山ダム(茨城県)
明石海峡大橋
東京湾アクアライン
国立国会図書館関西館
小山ダム(茨城県)   明石海峡大橋   東京湾アクアライン   国立国会図書館関西館

高炉セメント関連資料

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鉄鋼スラグの高炉セメントへの利用(平成29年版)NEW 11.94MB